OJTのデメリットは何?

社員教育で即戦力育成?OJTについて詳しく知ろう!

OJTとは「On-The-Job Training」の略語であり、社員教育の方法の1つです。OJTは、日本語では「職場内研修」と訳され、実際の職務現場において仕事を通じて指導者から仕事のノウハウを学ぶ手法のことを指します。通常の業務の中で先輩社員や上司が指導者となり、部下や新入社員に仕事のノウハウや知識を教えます。通常の仕事現場を離れることなく、また研修時間を設定することなく指導できることが、最大の特徴です。

OJTのメリットとして、実際の職場での研修となるので即戦力育成につながること、指導者となる先輩社員や上司のスキルアップにつながること、指導者と研修者のコミュニケーションが研修後の職場の人間関係につながること、そして研修コストが抑えられることなどが挙げられます。

デメリットも理解しよう!OJT導入の問題点とは?

OJTにもデメリットがあります。先ず指導者のスキルによって研修成果にバラつきが生じる恐れがあることです。OJTでは先輩社員や上司が指導者になるので、その指導内容や指導力に差が生じ、その結果研修成果にも影響することが懸念されます。また研修のための時間が必要になるため、指導者の社員達の本来の業務が滞ってしまうなど、指導者にとって負担が大きくなることもデメリットです。

そして業務の全体像がつかみ難いことが挙げられます。ひとつひとつの業務に携わりながら研修が行われるので、業務の全体的な知識や技術、能力を取得することが難しくなるのです。さらに研修者が新入社員の場合には、ビジネスマナーなどが十分に学べないこともデメリットとなります。OJT導入を考える際には、会社全体として指導体制の環境を整備・構築すること、そして指導者の負担軽減に努めることなどが必要といえるでしょう。